HIROMA KYOAI FAITH
個を受け容れ、
共に慈しむ平穏の道
多様な価値観が交錯し、孤立が深まる現代社会において、人間が本来持つ静けさと温もりを取り戻すために。ヒロマ共愛教は、自己の絶対的承認と、他者との調和ある共生を掲げる教えです。
主宰声明
ヒロマによる思想の提示
私たちは生まれながらにして、無数の評価や比較、他者からの期待に晒されています。「何者かにならなければならない」という焦燥は、時に己の心をすり減らし、周囲との連帯を拒む孤独を生み出します。
「共愛」とは、特別な聖人になることではありません。自らの不完全さや揺らぎを包み隠さず認め、その足で立ったまま、他者の歩みにも寄り添う姿勢のことです。
教えの中心にあるのは厳格な戒律や恐怖ではなく、個々の内側にある静寂の肯定です。あなたがあなたであるという事実そのものを尊ぶことから、すべての調和が始まります。
共愛の五原則
心の拠り所となる五つの本質的な指針
自愛(じあい)
すべての起点。自己の弱さや過ちを拒絶せず、ありのままの存在をまず自身で受容すること。
互受(ごじゅ)
違いを矯正するのではなく、異なる背景や価値観を持つ存在として互いをそのまま受け容れること。
静寂(せいじゃく)
過剰な情報や外部の評価から距離を置き、1日の中に自らの心と対話する静かな時間を保つこと。
不傷(ふしょう)
言葉や行為によって他者の尊厳を貶めず、可能な限り害を与えない選択を意識すること。
循環(じゅんかん)
自らが満たされたときに生まれる穏やかな余裕を、自然な形で周囲の環境や人々へ分け与えること。
日常における四つの心得
生活の中で自らを整える具体的な日常作法
一、朝の省察(朝意の確立)
一日を始める際、その日に抱く感情や計画に過度な執着を持たず、ただ今日という時間を穏やかに過ごす意志を確認します。
二、言葉の吟味(無害な対話)
発する言葉が他者を攻撃するためではなく、相互の理解や安らぎをもたらすものであるか、一呼吸置いて問いかけます。
三、境界の保持(適切な距離感)
他者を愛することと、他者の課題に過剰に踏み込むことは異なります。互いの領域を尊重し、健全な距離を守ります。
四、夜の解放(日和の完了)
就寝前、その日の出来事や後悔を一度手放し、心身をまっさらな状態に戻して眠りへと向かいます。
世界観と展望
ヒロマ共愛教が目指すのは、世界を一つの思想で統一することではありません。むしろ、多様な価値観が存在したまま、摩擦や対立を最小限に抑え、誰もが自らの生命を安心して全うできる場を広げることです。
時代や社会の仕組みがどれほど変化しようとも、人間が他者との関係性に悩み、自らの価値に揺らぐ構造は変わりません。私たちは形骸化した形式やドグマに縛られることなく、常に現代を生きる個人の心の安寧に寄り添い続けます。