平成6年、都庁でお披露目されたCNG(圧縮天然ガス)バスは、当時のディーゼル車に代わる環境対策の切り札でした。黒煙排出ゼロ、NOxを最大70%削減する性能を誇り、A代からE代にかけて93台が導入されました。
運用には専用の充填スタンドが必要であり、深川・臨海・北といった営業所内にインフラが整備されました。平成13年には都庁地下にもスタンドが完成し、新宿のC・H01系統など都心の象徴的な路線でも活躍しました。
Comprehensive Document: Low Emission & Equipment
平成6年、都庁でお披露目されたCNG(圧縮天然ガス)バスは、当時のディーゼル車に代わる環境対策の切り札でした。黒煙排出ゼロ、NOxを最大70%削減する性能を誇り、A代からE代にかけて93台が導入されました。
運用には専用の充填スタンドが必要であり、深川・臨海・北といった営業所内にインフラが整備されました。平成13年には都庁地下にもスタンドが完成し、新宿のC・H01系統など都心の象徴的な路線でも活躍しました。
平成24年度にわずか8台のみ導入された「いすゞエルガハイブリッド」は、都営バスの中でも極めて希少な存在です。米国イートン社製のパラレル式システムを採用し、リチウムイオンバッテリーを搭載しています。
エンジンとモーターの間にクラッチを設けることで、発進時はエンジンをかけたままモーターのみで静粛に発進することが可能です。また、自動変速式MT(AMT)の採用により、従来の機械式ATにありがちな変速ショックを抑えています。
| 車両記号 | X代 (平成24年度導入) |
|---|---|
| バッテリー | リチウムイオン電池(最後部に配置) |
| 外観の識別点 | 最後部窓の閉塞・Hybridロゴ |
現在ではLEDが当たり前となった行き先表示ですが、かつては液晶式(LCD)の試行錯誤がありました。平成8年、品川営業所のB657号車に試験導入された液晶表示は、フルドットによる自由なレイアウトと丸ゴシック体による美しい表示が特徴でした。
しかし、屋外での視認性(コントラスト)の低さが課題となり、主流は後に登場する高輝度なLED式へと移行していくことになります。
都営バスの前面を彩るマークも時代を映しています。かつては環境局のキャラ「エコツムリ」が低公害車の象徴でしたが、平成18年末からは交通局マスコット「みんくる」へと一斉に交代しました。
通常10ポーズあるステッカーの中で、江東(現・北)のL108号車には、星空の下でくつろぐ「シークレット柄」が貼付されており、ファンにとっての隠れた注目点となっています。